ヘッドホン|スピーカーで音楽を聴けない時に
集合住宅の場合
音楽をスピーカーで聴きたいけど、実際には大音量で聴くことができない、という悩みはあると思います。
戸建ての住宅だったり、防音がしっかりしているマンションなどを除けば、隣の住人とのトラブルを避けるためにも、音で迷惑がかからないようにしないといけない、という事情はどうしても出てきます。
ヘッドホンなら気にならない
そんな時、ヘッドホンを使っていれば、隣の家や部屋まで音が聞こえていくことはありません。
電車やバスの中で大音量で聴いていると音漏れがする、ということがあるでしょうが、よほどの大音量で聴くようなことでも無い限り、周囲迷惑がかかることはないでしょう。
それに、周囲の雑音を気にせずじっくりと音楽の世界に没頭できる、というメリットもありますので、ヘッドホンは音楽を聴く時には重要なアイテムです。
ヘッドホンはスピーカーよりも安い
しかも、ヘッドホンはスピーカーシステムを揃えるよりも安価です。
中には高級ヘッドホンもありますが、大抵の場合、費用をそれほどかけないでヘッドホンは手に入れることができます。
製品によって音が違う
もちろん、ヘッドホンは製品によって音が違います。
低音が強く出るもの、バランスが取れているもの、高音がよく聞こえる物など、それぞれがいろんな特徴を持っています。
置き場所もそれほど必要ないですし、3つ4つと持つことができる価格ですので、聴く音楽によって製品を変えることもできます。
5000円クラスの製品でも十分いい音がするけれど…?
私の印象では、5000円クラスの汎用ヘッドホンでも十分いい音がしていると思います。
1000円の製品と比べるとやはり5000円の製品はいい音がしますが、それ以上となると、あとは好みの問題にも左右されてきます。
値段と好みの音が完全に一致しないので、気に入った音を探すという要素もあるでしょう。
スタジオ用モニターヘッドホンを使う場合の注意点
製品の中にはモニターヘッドホン、と呼ばれる製品もあります。
これは、音楽スタジオなどで使われる機材で、低音から高音までがフラットに出ます。
(普通のヘッドホンは音が調整されていて、聞きづらい周波数はカットされていたりもします)
音を聞き分けるような使い方をする場合にはモニターヘッドホン、音楽を鑑賞するような使い方をする場合には普通のヘッドホンの方が適しています。
使い方によって、モニターヘッドホンだと聞き疲れしやすくなったりすることがあるでしょうし、普通のヘッドホンと違い細かな音の変化を感じ取れる、というメリットもあるかと思います。